TBS「世界陸上」 織田裕二ロスでテレビ局が得た教訓

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 失って初めてわかるありがたさ……。8月19日、「世界陸上ブダペスト」(TBS)が幕を開けた。ところが、なんだか物足りない。白々しくも暑苦しくてうるさい、あの織田裕二(55)がいないのだ。

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 初日の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)は、15時からが3・2%、19時からが6・1%だった。民放プロデューサーは言う。

「昨年のオレゴン大会、つまり織田ラストイヤーの初日は朝8時45分からの放送でしたが、視聴率は6・5%を記録しました。世界陸上は隔年で開催されており、前回大会はコロナ禍のため1年延期されての開催だったので、今年が予定通りになります。2年連続となってしまった気の毒な面はあるものの、視聴率は明らかに落ちています」

 SNS上ではそれを証明するように、嘆きの声が広がってる。

《世界陸上、織田裕二が居ないとなんか違う…。織田ロス。》

《織田裕二のいない世陸始まる。悔しいけど“織田ロス”なう。織田裕二の陸上愛がうざくもあり、うれしくもあり…そんな世陸が好きだったのに。》

《今年世界陸上に織田裕二さんいないんだ。そりゃ織田ロスだわ。最初はなんで織田さん?って思ってたけど(すみません)、いつの間にか世陸といえば織田さんなイメージだったな。》

《世界陸上の織田裕二に関して、賛否はあるだろうが、日本人選手と世界のスーパースター数名だけをピックアップして「ガンバレ!」と応援する番組構成に対し、MCの織田裕二が好き勝手に、「あの選手もすごい」、「あの選手が好き」とコメントを挟むことで、中継に奥行きが広がっていたんだなぁと思う》

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