【DJ SODA事件】 男性2人の出頭を受けた捜査当局の本音は?
韓国の著名な女性DJ「DJ SODA」が、8月に出演した大阪での音楽フェスで観客から胸などを触られる被害を受けたとして、不同意わいせつなどの疑いで警察に刑事告発した。連日、テレビなどが大きく取り上げる事態となっているのだが、一方で、この種の性犯罪は決して珍しいものではない。それら一般の犯罪と今回の事件とは別扱いとなるのか。「平等」に扱うことになるのか。警察内の反応や今後の展開についてお伝えする。
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DJ SODAは8月13日、大阪・泉南市で開かれていた音楽フェスに出演した際、一部の観客から胸などを触られる被害を受けたと、SNSを通じて日本語で当時の心境を明かしていた。
「大阪にあるイベントの主催会社『TryHard Japan』は、その直後から当局への告訴も辞さないという強い態度を見せていました。21日になって、観客の男女3人について、氏名などを特定しない状態で不同意わいせつや暴行の疑いで大阪府警に刑事告発し、告発状が受理されました」
と、担当記者。
本件はNHKをはじめ、各メディアが一斉に報じることとなった。その背景にあったのは「証拠映像」の拡散だろう。
本人の告白
「ここまで大きな話題となったのは、彼女が被害を訴える投稿をSNSで行ったことが大きかったと思います」(同)
以下、本人の訴えを時系列で追ってみよう。
〈凄く悲しい出来事がありました。ファンの方々ともっと近くで楽しんでもらうために、私が公演の最後の部分でいつものようにファンの方々に近づいた時、数人が突然私の胸を触ってくるというセクハラを受けました〉
〈あまりにも大きな衝撃を受けて未だに怖くて手が震えています…その時、とても驚いて怖かったですが、一方で私を見て泣いて喜んでくれて好きと伝えてくれる素敵なファンの方々もいて、一旦最後までやりきろうと最大限平気なふりを頑張りました。今はホテルに戻ってきましたが、未だにとても怖いです〉
〈DJをしてから10年立ちますが公演中にこんなことをされたことは人生で初めてです。こんなことをされたことにとても戸惑って信じられないし、もう舞台の下や前の方に行ってファンの皆さんに近寄りがたいと思っています…〉
〈男たちだけが私の胸を触ったのではありません。この女も笑いながら私の胸を掴みました 私はとても不愉快でしたが、平気なふりをしながら公演を続けるしかありませんでした〉
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