変死体で発見された元関脇「嘉風」の“元妻” 「偽名」「年齢詐称」「セレブ生活への異常な執着」…死亡男性が抱いていた不信感

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<メッセージでやり取りしたい>

 Aさんは離婚前から“セレブ妻”然としたSNSで知られていた。現存する彼女のSNSを確認しても、<マノロ・ブラニクのハイヒール>に<ルイ・ヴィトンのワンピース>、<ヴァンクリーフ&アーペルのネックレス>、<シャネルのバッグ>といったきらびやかなブランド名が次々に登場する。さらに、食事をする寿司屋は1人3~4万円は下らない有名店ばかり。そんな生活を支えていたのだから、この“知人”も大したものである。

 情報提供者の男性はこう続けた。

「知人はクレジットカードまで彼女に渡し、総額3000~4000万円は使っていると思います。彼女のSNSでは、100万円以上する大理石のテーブルに色鮮やかな料理を並べていますが、知人は“SNS映えを狙ってるだけで、僕が食べる頃には冷めちゃってるんだ”とボヤいてました。たしかに、知人は彼女の求めに応じてマンションを借りて、高級な家具も買い与えた。しかし、彼女は見映えはいいけれど、実際は冷めた料理をSNSにアップするような女性だった。そのことに気づいて知人はゲンナリしているようなんです。しかも、ちょっとウソが多い。バツイチと話していたのも本当なのかどうか。もちろん、彼女が嘉風関と離婚していればいいんですが……」

 この情報提供者の男性から、次に連絡があったのは7月20日のことだった。彼は記者に対して<メッセージでやり取りしたい>と連絡を寄こしている。だが、記者がメッセージを送っても、電話を折り返しても返事はなかった。

 事件が起きたのはその翌日だった――。

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