原爆の聖地で大ハシャギ、酷すぎるお土産品、募金で原爆投下ショー…日本人男性がアメリカで見た“呆れた光景”【映画バービー・キノコ雲騒動の闇】

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原爆の象徴性

 キノコ雲に熱狂した観客が拍手喝采する中、ナレーションが流れる。「1945年、日本に原爆が落とされた。それは第2次世界大戦を終結に導き、日米両国の何万人もの命を救ったのだ」──。

「原爆の父と呼ばれたオッペンハイマーは、トリニティ・サイトで原爆の爆発を見て『とんでもないものを作ってしまった』と後悔したというエピソードがあります。ところが、一般のアメリカ人は、歴史の浅い母国アメリカで特筆すべき偉業と位置づけています。ドナルド・トランプ前大統領が選挙スローガンで『Make America Great Again』と掲げたのは有名ですが、少なからぬアメリカ人にとって原爆は『America Great』の象徴と考えているようです」

デイリー新潮編集部

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