“芸能界のドン”に忖度か… 堺雅人の独立で菅野美穂の主演ドラマのキャスティングが難航した理由は?

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 昨年末、「芸能界のドン」率いる事務所から独立を果たした堺雅人(49)。「干される」ことなくその後も仕事は順調だが、妻・菅野美穂(46)の主演ドラマはキャスティングが難航したとか。すわ、ドンの逆襲か!?

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 堺は現在、TBS系で放映中の連ドラ「VIVANT(ヴィヴァン)」に主演中。巨額の制作費がつぎ込まれ、また阿部寛、役所広司ら共演陣が豪華なこともあって好調な視聴率をキープしている。

「堺の『田辺エージェンシー』からの独立は円満とは言い難かったです」

 とは、さる芸能関係者。

「田辺エージェンシー」の社長はザ・スパイダースの元リーダー・田邊昭知氏(84)。タモリらを擁し、「芸能界のドン」と言われる影響力を保持して久しい。

「堺は自分で自由に仕事を決められない環境に不満を抱き、退社を決めました。が、田邊さんは売れない時代からずっと彼の面倒を見てきましたから“今さら何を”との思いが強かった」

業界で話題の“異変”

 実際、当時の本誌(「週刊新潮」)の取材に田邊氏は「(堺は)マネジメントを自分でやりたいというのだから、そういう人を引き留めてもうまくいくわけないじゃない。もう一緒に仕事なんてできないよ」と本心を吐露していた。

「『VIVANT』は『田辺』時代に事務所の力もあって取った仕事。独立後にそれが高評価を得ては、田邊さんもきっと歯ぎしりしていることでしょうね」

 それゆえか、業界で話題なのはこんな“異変”……。

 菅野は10月からのテレ朝系「ゆりあ先生の赤い糸」に主演が決まっている。2年振りの連ドラ主演となるが、別の芸能関係者は言う。

「主演の発表が6月だったのに、共演者が8月に入った時点でも発表されていない。同じ10月スタートのドラマでも既に公表されているものは多いですから、キャスティングに苦労したんでしょう」

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