刑期を終えて、神戸山口組の副組長宅に車両特攻の元半グレ有名組員が出所 「意外と大きなダメージを与えた」という評価が

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半グレから6代目側へ

 昨年5月、当時、神戸山口組の副組長だった入江禎2代目宅見組組長の自宅(大阪府豊中市)に“車両特攻”の実行犯が刑期を終えて出所した。この人物は、対立する6代目山口組傘下のA組員。大阪の悪名高い半グレから6代目の中核組織に転じたという経歴の持ち主で、一種の“有名人”だった。入江組長側の被害は木製の門戸が破壊されたといった物損のみで、罪としても重くないから短い刑期で出所できたのだろうが、その特攻は内輪では高く評価されているというのだ。なぜか。

 昨年5月に車両特攻したA組員は、6代目山口組・3代目弘道会・10代目稲葉地一家傘下・8代目伊藤忠に所属している。...

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