藤井七冠が佐々木七段に敗れる 対局直後、悔しさの中で見せた「藤井流」の振る舞い

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 将棋の王位戦七番勝負(主催・新聞三社連合)の第4局が、8月15~16日、佐賀県嬉野市の温泉旅館・和多屋別荘で行われ、カド番だった挑戦者の佐々木大地七段(28)が85手の短手数で藤井聡太七冠(21)に完勝、一矢を報いた。王位戦4連覇を狙う藤井の3勝1敗で迎える第5局は、8月22~23日に徳島県徳島市の料亭・渭水苑で行われる。【粟野仁雄/ジャーナリスト】

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 先手の佐々木は飛車先の歩を進める「相掛かり」で、藤井も同様に応対した。...

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