「河野さんにゴマをするために競走馬を…」 再エネで収賄疑惑の秋本議員は河野大臣の最側近
盆前の永田町の静けさを吹き飛ばす“暴風”だった。秋本真利衆院議員(48)が風力発電業者から賄賂を受け取った疑いで、東京地検特捜部は事務所などを捜索した。この秋本氏、マイナカード騒動で不評を買う河野太郎デジタル相(60)の側近でもあって――。
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現在4期生の秋本氏は、外務政務官として岸田政権の一角を担っていた。しかし、特捜の捜査を受け、ただちに政務官を辞任し、自民党を離党。党内では「脱原発」「再エネ推進」の急先鋒で知られており、自民党「再生可能エネルギー普及拡大議員連盟」(再エネ議連)の事務局長を務めていた。...