「あなたなんか出ても最下位」 本田武史、安藤美姫のスケートスクールでのモラハラ疑惑、複数の保護者が告発【スクープその後】
6月4日、安藤美姫が自身のインスタグラムで「日本フィギュアスケーティングインストラクター協会」の会員になったことを報告した。ところが、その直前には指導者としての資質に疑問符がつく醜聞が。プロフィギュアスケーターの本田武史(42)が主宰するスクールで複数の保護者が「モラハラ」「不透明請求」を告発。そこにはコーチを務める安藤の名も挙げられていたのだ。
(以下、「週刊新潮」2023年6月1日号をもとに加筆・修正しました。日付や年齢、肩書などは当時のまま)
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両人とも日本フィギュア界の歴史に名を残す選手であることに間違いない。
本田は世界選手権で銅メダルを2度獲得し、長野、ソルトレークシティー両五輪にも出場。安藤の実績はさらに顕著で、世界チャンピオンに輝くこと2度。4回転ジャンプを武器にトリノ五輪、バンクーバー五輪に出場し、引退後はバラエティータレントとしても活躍しているのは周知の通りだ。
そんな二人から指導を受けられるとあれば、保護者も“期待”を抱くだろう。厳しい指導も納得ずくのはずだった。ところが、だ。
「最近、レッスンに通う保護者さんからの告発メールが、スケート連盟や関西大学に寄せられたそうです」
とは、スクールのさる関係者である。
「まともに指導してもらえない」
本田は関西大学の「たかつきアイスアリーナ」で通称「本田チーム」と言われるスクールを主宰している。近年は安藤もコーチとして加わっているが、
「告発の中身は、本田さんや安藤さんの指導が不適切というものでした」
どういうことか。
本田チームでは、現在、幼稚園児から大学生まで30名ほどのメンバーが指導を受けているというが、
「とにかく、生徒によって待遇の差が激しいんです」
と、そのうち一人の保護者が重い口を開く。
「成績が上がると本田さんの癇に障ってしまうのか、本来は喜ばしい話のはずなのに態度が変わります。無視されるなど、まともに指導をしてもらえません。“子どもが困っています”とメールしても対応してもらえない。半年以上相手にしてもらえなかったなんて生徒もいるくらいですよ」
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