「山田養蜂場」“盗撮”元専務のスマホには「他にも多数の動画」が…… 警視庁も注視する“事件化寸前”のアナザー「パパ活」トラブル
上場企業役員も盗撮
今春に持ち上がったトラブルの一つが、上場企業の役員による盗撮騒ぎだったという。
「パパ活遊びの常連だった役員は、以前から自身のスマホをバレないようにセットし、女性たちとの行為を盗撮していました。しかしある時、相手女性の一人が気付き、問い詰めたもののシラを切る態度に終始。そこで女性が在籍していたキャバクラ店の関係者に相談したところ、店側と役員の間で話し合いの場が設けられることになった。その席で役員が渋々差し出したスマホを店の人間が確認すると、高性能の4Kカメラが搭載された最新機種で、調べるとドロップボックスと同期されていた。開いてみると200本近い動画が保存されていて、内容はすべて不特定多数の女性との行為をおさめた盗撮データだったそうです」(同)
各データは「〇〇ちゃん」などのタイトルとともに年月日ごとに整理され、キャバクラ店勤務の女性の動画も発見。女性が警察に被害届を出す姿勢を見せると、役員は「示談金として300万円」の支払いを提示し、事件化には至らなかったという。
「他にも、不動産会社社長がパパ活で知り合った女性に“3P相手を調達”するよう、報酬をエサに執拗に迫るケースもありました。女性が警察へと相談する寸前で、社長側が尻込みを続ける女性に愛想を尽かし、連絡が途絶えたことで問題は表面化しなかった。普通の人はリスクと天秤にかけて、その手のお店や動画を見て“満足すればいいじゃないか”と思うでしょうが、彼らは“ガチでないと興奮しない”などと平然とうそぶくので始末が悪い」(同)
違法行為を伴わないと満たせない満生容疑者の「性欲」とは何だったのか。そのために山田養蜂場が被ったダメージは計り知れず、“顧客離れ”は止まらない状況だ。