元関脇「嘉風」の“元妻”が変死体で発見されていた…実子への“虐待”で逮捕の過去
タワマンで見つかった猟銃と男女の遺体
<中央区のマンションで男女変死、猟銃発砲か>。こんなタイトルの記事が朝日新聞に載ったのは7月22日のことだった。そこには次のような内容が綴られている。
<21日午前10時10分ごろ、中央区湊2丁目のマンションで、「別居している夫から、未明に自殺をほのめかす電話があった。見に来たがオートロックで中に入れない」と女性から110番通報があった>
通報を受けて警視庁築地署員らがマンションへと急行したところ、室内から通報者の夫(50)と、職業不詳の女性・Aさん(44)の遺体が見つかったという。先ほどの記事はこう続く。
<築地署によると、2人とも寝室の布団の上で胸から血を流して倒れていたという。室内には猟銃1丁が落ちており、署は2人のどちらかが発砲した後、自殺した可能性があるとみて調べている>
捜査関係者によれば、
「男女2人が変死した現場で“猟銃”が見つかったことから、当初は事件性も疑われました。ただ、現場はタワーマンション19階の部屋で、外部から第三者が侵入した形跡はなかった。死亡した男性は栃木県公安委員会から猟銃所持の許可を受けており、彼が所有していた猟銃を用いて2人が無理心中を図ったものと思われます」
警察は男女の関係性や、猟銃を発砲するに至った経緯について捜査を進めている。そうしたなか、死亡したAさんの“過去”が密かに取り沙汰されているという。
実は、このAさんが、大相撲の元関脇・嘉風(現中村親方)の“妻”として知られた女性だったことが分かった。Aさんは自身のブログやSNSで、高級ブランドの食器に囲まれた食事会の様子を公開する“セレブ妻”でもあった。
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