佳子さまの別居のために増額された税金支出はいくら? 「コンセント、照明器具を追加」「今後は専用通路も」
佳子さまが住まわれる事態にならなければ…
「ご一家のお引っ越しの期限とされていたのは3月末。その直前まで、佳子さまの身の回りの設備や生活用品をめぐって、慌ただしい動きが繰り広げられていました。つまり、お一人暮らしをなさると正式に決まるまでには、ご家族間で相当なすったもんだがあったというわけです」
とは、さる宮内庁関係者である。
「加地大夫は6月30日の会見で、悠仁さま以外のご家族四方で話し合われ、20年3月の改修工事開始前から佳子さまが引っ越されないと決まっていた旨、述べていました。あたかも円満に“別居”が決まったかのような話しぶりでしたが、決してそうではありません」
その実態は、先述した「駆け込み契約」が如実に物語っているというのだ。
加えて、宮内庁が言うところの「経費節減」を旨として終わったはずの宮邸関連の工事が、今後も続くというのだから驚くほかない。
「すでに今年度の第2四半期(7~9月)には、宮内庁管理部が分室の新たな改修工事を発注することが明らかになっています。形式は随意契約で、工期は約6カ月。3階建て分室の1、2階の事務室のレイアウトを変更する作業がメインとなる予定です。これもまた、佳子さまが住まわれる事態にならなければ生じなかった“手間”だと言わざるを得ません」(前出記者)
佳子さま専用の通路
何しろ、オフィス兼収蔵庫という用途に落ち着くはずの建物に内親王が居残られるのだからただ事ではない。むろん、事務スペースの間取り変更だけでは済まされず、秋篠宮家の事情を知る関係者が明かすには、
「現在お住まいの分室から本邸までは50メートルほど離れており、佳子さまは毎日のお食事や打ち合わせで、本邸との間を頻繁に往復されています。分室には、東側に位置する表玄関のすぐそばに職員用の通用口があり、また西側の庭に面した裏手には、本邸が改修中だった頃からご家族が使われてきた出入り口があります」
それでも現在、プライベートで行き来される佳子さまと職員の動線がバッティングするなど、建物の構造上、改善の必要が生じているとのことで、
「今後は本邸へのアクセスを考え、職員とすれ違わずに済むような佳子さま専用の『通路』を設けたり、あるいはそれに伴って別の出入り口を設置したりといった、新たな工事が必要になるとみられます。ただし、来年度予算の概算要求にこうした項目が計上される場合、あらためて丁寧な説明を行わなければ、宮内庁はおろかご一家まで批判にさらされるのは火を見るより明らかです」(同)
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