佳子さまの別居のために増額された税金支出はいくら? 「コンセント、照明器具を追加」「今後は専用通路も」

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44億円以上の税金が

 一昨年6月末、天皇皇后両陛下が住まわれる皇居・御所は改修で延べ面積約5290平方メートルとなったから、これに匹敵する広さである。ちなみに工事の規模は異なるものの、御所の改修費は約8億7千万円だった。

「改修工事終了を発表した際、宮内庁は『(秋篠宮)殿下は“なるべく改修費を抑えるように”とのご意向だった』などと強調していましたが、結果として総額44億円以上の税金が費やされた計算になります」(同)

 言うは易く行うは難し、ということか。

「当初の予算から総工費が1億6千万円オーバーしたこともあり、“経費節減のため”佳子さまのお部屋を造らなかったという宮内庁の説明はうのみにはできません」

 とは、先の記者。それというのも、

「工事終了を発表した宮内庁は、11月に新宮邸を報道陣に公開しました。が、実はこれと並行し、秋篠宮邸関連では追加工事が続けられていたのです。そもそも御仮寓所は、ご一家が引っ越された後、職員の事務室や収蔵庫として活用される予定になっていました。それが、佳子さまが住み続けられることで仕様の変更を余儀なくされ、追加工事が必要となったのです」

コンセント、照明器具を追加

 実際に宮内庁ホームページの「入札公告等調達情報」という項目から「公共工事の情報」を閲覧すると、今年1月30日付で御仮寓所の「建築工事・電気設備工事・機械設備工事 各一式」として2618万円の随意契約が結ばれている。が、この契約は3月29日、変更手続きがとられ、

〈コンセントを追加〉

〈屋上機械置き場へ照明器具を追加〉

〈屋外へ照明器具を追加〉

 などの理由により、124万円余り工費が増額されているのだ。

 一方でこんなケースもある。昨年11月30日、同じ施工業者と1748万円で締結された契約では、

〈建物の使用勝手見直しに伴い、家具移設を取止める〉

 との理由で、やはり3月29日、279万円余り減額された工費に変更されている。この「家具」が、佳子さまのお品を指すことは想像に難くない。

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