夏の甲子園常連校 日大付属vs.東海大付属 どっちが好成績を残しているか

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「出場すれば上位に勝ち進む確率」が高いのは東海大勢

 ならば、勝利数ではなく通算の勝率(昨年まで)で比較してみよう。

【夏の甲子園:勝率トップ3】

〇日大勢
1.日大三:27勝16敗、6割2分8厘
2.長崎日大:10勝9敗、5割2分6厘
3.大垣日大:5勝5敗、5割

〇東海大勢
1.東海大相模:19勝9敗、6割7分9厘
1.東海大浦安:4勝2敗、6割6分7厘
3.東海大甲府: 20勝13敗、6割6厘

 ベスト8以上に残る確率では、東海大勢が全出場51回中11回で21.6%、日大勢が全出場93回中16回で17.2%。つまり、出場すれば上位に勝ち進む確率が高いのは東海大勢だ。

 最後に、2023年の夏の甲子園における両勢を見てみよう。

【2023年夏の甲子園:両勢の出場校】※8月17日(午前)現在

〇日大勢
日大山形: 8日敗退
大垣日大: 13日敗退
日大三:17日・3回戦(13時10分~)
土浦日大(土浦日本大学高等学校・茨城):19日・準々決勝(10時35分~)

〇東海大勢
東海大熊本星翔: 10日敗退
東海大甲府: 12日敗退

 8月17日(午前)の時点で残っているのは日大勢の2校。今後の健闘ぶりに注目したい。

上杉純也

デイリー新潮編集部

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