没後50年「ブルース・リー」 友人「チャック・ノリス」との関係を公認ファクトから探る
「チャック・ノリスは車輪なしでオートバイを乗りこなせる」(オフィシャル チャック・ノリス・ファクト♯58)
このファクトを説明するにあたり、チャック・ノリスは世の中に「幸運」などない。汗をかき、鍛錬し、何年も懸命に働いて成功を掴んだのだと強調する。
彼の代表作「炎のテキサス・レンジャー」が203回も放送されたのは運ではなく、10年近く1日15時間、週6日働き続けたからだという。
〈俺は諦めなかった。いや、俺は自分が諦めることを許さなかった。君も諦めず、続けられると信じるべきだ。自分で自分を信じることが大事なのさ〉
そして親友、ブルース・リーの知られざるエピソードをこう綴る。
〈ブルース・リーを例にとると、彼は視力が悪く、片方の脚がもう一方に比べて短かった。だが心の中で何を成し遂げたいのか、どんな人間になりたいのか、彼は常に思い描いていた。そして彼は無類の格闘家にしてアメリカ映画界初の中国人スーパースターになった。彼は人生で一歩前進するごとにゴールへと向かって行ったのだ〉
自分を信じて諦めなければ、このファクトのようになれる……かもしれない?
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