「どうして私が悪者になってしまうのでしょうか」との思いを募らせる佳子さま
44億円を超える予算規模
今年1月に取り沙汰され始め、今もなお注目を集める「佳子さまのひとり暮らし」問題。正式に宮内庁が「別居」を認めてから世間はさまざまに反応したが、佳子さまにとって思いがけないものもあったという。
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これまでの経緯を振り返っておこう。
秋篠宮邸の改修は2020年3月に始まった。改修中の仮の住まいである御仮寓所(ごかぐうしょ)は19年2月に約9億8000万円で完成している。宮邸の改修費は当初の予算から膨らんで約34億6000万円で、御仮寓所と合わせて44億円を超える予算規模となった。
宮邸は22年9月に完成し、23年3月までにご一家が御仮寓所から移られる予定だったが、佳子さまだけがそこに移られないのではないかとの報道が相次ぎ、6月30日になって秋篠宮家を担当する皇嗣職トップである加地隆治大夫が定例会見でその事実を認めた。
秋篠宮さまのご意向
その際の説明はなかなか苦しいものだったという。宮内庁のホームページにも掲載されているが、担当記者に解説してもらうと、
「宮邸の改修経費を削減するため、悠仁さま以外のご家族で相談された結果、眞子さん(相談時は小室圭さんと結婚前)佳子さまが、分室(旧・御仮寓所)に引き続きお住まいになるよう計画を変更したとのことでした。ただ、どれくらい経費がカットできたのかについて加地氏は説明を拒みました」
この発表は秋篠宮ご夫妻と加地氏やその部下との間で、練り上げられたものとされている。
「中でも秋篠宮さまのご意向が色濃く反映されたものと言われています。税金や負担という言葉に国民が敏感であることを秋篠宮さまはかねて気にされており、それにつながる経費削減という言葉が出てきたと見られています。ただ、例えば一連の改修プロジェクトは44億円以上であるのに対し、2021年6月の皇居・御所の改修費は約8億7000万円です。経費のことを持ち出すならそういった点も突っ込まれる可能性があるのに、そのあたりは曖昧なままでも何とかなるというという算段だったのかもしれません」(同)
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