1日3回の食事で「睡眠トラブル」を軽減する方法 「体内時計をコントロール」するための食事時刻とは
体内時計をコントロールすれば健康維持につながる
「何を」食べるかではなく、「いつ」食べるか――。体内時計(生体リズム)を考慮した栄養学を追究する「時間栄養学」は、まだ新しい学問の分野だ。米国で盛んに研究されており、日本でも2014年に時間栄養学学会が発足した。
時間栄養学のベースは、我々の体内に存在する体内時計。体内時計は「時計遺伝子」によって形成されるメカニズムで、脳には「メイン時計(親時計・主時計)」、胃や肝臓、血管などには「サブ時計(子時計・副時計)」がある。
「時間栄養学は、学問的にはまだ日が浅い研究分野です。...