大谷翔平、イチロー、村上宗隆…「夏の甲子園」で“後の大スター”に勝った選手列伝
大谷から放った決勝タイムリー
夏の甲子園大会には、現在NPBやMLBで活躍中の選手や現役時代に大記録をつくったレジェンドたちも多く出場している。そして、高校球児時代に夏の甲子園の大舞台で、彼らに「勝った」男たちがいる。【久保田龍雄/ライター】
花巻東時代の大谷翔平(現・エンゼルス)から決勝タイムリーを放ったのが、帝京・松本剛(現・日本ハム)である。
2011年、2年ぶりに夏の甲子園に出場した帝京は、1回戦で花巻東と対戦した。くしくも両チームは3月に練習試合が組まれていたが、東日本大震災によって中止になっていた。...