「いつ親御さんから離れるか心配していた」 羽生結弦の恩師が語った、母子の密着具合
羽生結弦選手(28)が8月4日、自身のSNSで結婚したことを電撃発表。日本ばかりか世界中のファンらに衝撃を与えた。が、不可解なのは、気になるお相手の素性が完全に秘匿されたままであることだ。その背景には彼を取り巻く“独特の事情”があった――。
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暦の上でその日、8月4日は「一粒万倍日」「天赦日」、そして「大安」が重なった、まれに見る最強の“開運日”なのだとか。
さらに時間は午後11時11分、自身がこだわりを持つ数字「1」が四つ並ぶ瞬間をわざわざ選んだ。彼がSNSにアップした文面はこうだ。
〈この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました。(中略)今後の人生も、応援してくださっている皆様と、スケートと共に、全力で、前へと、生きていきます。そして、支えてくださいました方々や、これからも支えてくださる方々への感謝の気持ちと共に、皆様の全てを、最高の形にできるように、滑り続けます。これからも、どうかよろしくお願いします。〉
2014年ソチ五輪、18年平昌五輪のフィギュア男子で2連覇を果たした羽生の“結婚宣言”である。
「知らないうちに愛を温めていたのですね」
発表を青天のへきれきと受け取ったのは、一般の人たちだけではない。小学校から高校1年生まで彼を指導した、恩師の都築章一郎氏も仰天した一人だ。
「いやぁ、驚きました。報道で初めて結婚を知ったのですが、玉手箱が突然開いたような感覚とでも言いましょうか。お相手も全然想像がつかなくてね。本当に、知らないうちに愛を温めていたのですね」
また「羽生結弦君を応援する会」会長の坂田俊晃氏も、羽生と幼少期から交流があるが、
「まったく知らなかった。応援する会の方の中には、“羽生くんは神だと思っていたけど、結婚したっていうことは人間だったんですね”って漏らす人も。羽生くんロスじゃないですけど、皆さん衝撃を受けていらっしゃいます。もちろん大勢の方と一緒で、祝福する気持ちでいっぱいですよ」
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