「激ヤセでほとんど白髪」 高山清司若頭と面会した出所直後の淡海一家の総長

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笑い話で語られていること

 収監される前には、生体腎移植手術を受け、判決確定後も1年半以上、服役に耐えられない病状を理由に収監は先延ばしにされていた。結局2014年に下獄、そこから8年が経過したことになる。

「高山若頭側は、身におぼえのない犯罪に巻き込まれて逮捕までされてしまったという認識が強かったと記憶しています。だから、誠賢総長に対しても複雑な感情を抱いていたとされています。もっとも、今回、6代目執行部や名古屋近隣の直参が集まって放免祝いをしたわけですから、もう高山若頭のほうにはわだかまりのようなものはないのでしょう」

 と、元山口組系義竜会会長の竹垣悟氏(現・NPO法人「五仁會」主宰)。

「みなで懇談した後に人払いをして、W高山のみで語り合ったようです。激ヤセしてほとんど白髪になっていた誠賢総長をねぎらったのは間違いないでしょう。ただ、“お前のせいで大変な目に遭ったわ”程度のことは誠賢総長に言ったのでは、ということは笑い話で語られているようですね」(同)

「雨降って地固まる」となったとすれば、警察の思惑は外れたことになるが――。

デイリー新潮編集部

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