ボディガードほぼナシ 司忍組長が田岡3代目の後に渡辺5代目も墓参した内情
「渡辺5代目を墓参」の意味
司6代目は田岡3代目の墓参の後、渡辺芳則5代目の墓所も訪れたとされる。司6代目は渡辺5代目を若頭補佐として支えた1人だ。
この墓参に注目して、その意味を読み解くのは、竹垣悟氏（元山口組系義竜会会長で、現在はNPO法人「五仁會」を主宰）である。
「渡辺5代目の出身母体である山健組が5代目の中田浩司組長体制となって、2021年9月、神戸側から6代目側へ移籍しましたね。今回は、その件を踏まえたお墓参りだったと見ています。“しっかりと元さやに収まっております。ご安心ください”という報告といったところなのかもしれません。渡辺5代目の未亡人、道子姐さんも中田組長の行動を支持しているとの話もあり、そういったことへの配慮もあった可能性があります」
多くの場合、墓参する際には、穏やかな気持ちで手を合わせるものだが、そうもいかない業界のようである。
