夏の甲子園はホロ苦デビューも…立命館宇治“195cm右腕”「十川奨己」はダルビッシュに迫る投手になる「潜在能力」を持っている 

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マウンドでの立ち姿は日本人離れ

 将来有望な高校球児の“異名”には様々なものがあるが、これまでに最も多く使われたものは長身投手を表す「~~のダルビッシュ」というものではないだろうか。大谷翔平(エンゼルス)は「みちのくのダルビッシュ」、藤浪晋太郎(オリオールズ)は「浪速のダルビッシュ」と呼ばれていた。それほどファンに浸透しなかったものを含めると、少なく見積もっても30人以上がダルビッシュになぞらえて、将来を嘱望されてきた。【西尾典文/野球ライター】

 そして、今年の夏の甲子園。...

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