官僚を震え上がらせる河野太郎大臣の“締め切り病” 口癖は「早くやれ」でトラブル続出
「閣内に残らない方がいい」
その河野氏について次の内閣改造で大臣を退くべきだ、と語る自民党重鎮がいる。所属する麻生派の長、麻生太郎・党副総裁だ。7月9日付の北國新聞のインタビューで麻生氏は河野氏について「閣内に残らない方がいい」と語っている。
麻生派中堅議員の解説。
「麻生さんなりの親心でしょう。河野さんは“雑巾がけが足りない”と麻生派の総裁候補になり得ていませんが、それでも麻生さんがかわいがっているのは確か。麻生さんが心配しているのは、会見や国会の質疑など、連日のように報じられる河野さんの“冷たい対応”です。あれでは国民からの支持は下がるばかりで、“少し冷却期間を置け”というのが麻生さんの思いでしょう」
先の青山氏が補足する。
「河野さんは党三役を経験したことがなく、過去に党を軽んじる発言をするなど、考えが政府や省庁に偏っているように見えます。麻生さんが党の役職に就いた方がいいと勧めているのもそういう理由からです。しかし、このままマイナカードの問題から逃げる形になっていいのか。それでは河野さんにとってもマイナスだという党内の声は根強くあります」
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