「指に包帯を巻いていた」 ヤクザがお祭りで「踏んだり蹴ったり」の大ゲンカをしたあとのケジメの付け方とは?

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指に包帯を巻いた

 兄弟分同士の話し合いの後、今度は「友田親子・西田本部長」との間で話し合いが持たれた。

「権太会側が、それなりのケジメをつける必要があるということになったようです。ヤクザの世界なら当然というケジメの形だったということです」(同)

 その後、指に包帯を巻いた西田本部長が目撃されていることから、”ケジメ“の中身も想像できることだろう。

「ケンカにも色んな形があり、責任の取り方にも色々あるわけですが、今回の件に関しては、平野会長が西田本部長に対して“取るべき対処の仕方”を示したと聞きました」(同)

 親分同士の関係に加えて責任の所在が明白だったことで「スピード解決」した格好のようだが、また違った捉え方もあるようだ。

「権太会の上部団体は3代目弘道会・野内組です。6代目山口組の中枢組織として、各方面から突っ込まれない振る舞いをすべしとの考え方がしっかりと上から下へ伝えられているように思います」(同)

 そもそもなぜ楽しみに行ったはずのお祭りで揉め事を起こす必要があったのか。一般人には理解できないところである。

デイリー新潮編集部

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