PSG来日はなぜ不評に終わった? 一方、“本格志向”に受けた「マンC対バイエルン」

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トロフィーには長蛇の列が

 対してこちらも目玉選手、アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウドの方はピッチにお目見え。だが、

「メッシとの直接対決が実現せず残念。というか、W杯でMVPを獲得したメッシにひきかえクリロナは衰えが隠せない上、過去5度来日しているので飽きられた感もありました」

 PSG対インテルこそ東京の国立競技場で行われたが、やはり空席が目立った。

 一方、時をほぼ同じくしてイングランドのマンチェスターシティ(マンC)とドイツのバイエルンも来日。試合は国立で行われ、最多入場者数記録を更新した。

 両者の違いは何なのか。

「プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップの3冠を制したマンCはいま世界最強のクラブ。トロフィーの展示コーナーには長蛇の列ができていました。プレミアの得点王とMVPに輝いたハーランドは世界最強のFW。グアルディオラ監督が編み出した“偽サイドバックシステム”は、世界中で注目されている戦術で、現在の森保ジャパンでも試みられています」

 本格志向の目が肥えたファンが増えたのね。

週刊新潮 2023年8月10日号掲載

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