初の地方ご公務で「無表情」が心配された悠仁さま 背景に「秋篠宮家の不和」か
数メートルおきに警官が
物々しい警備が敷かれていたのはご訪問先だけではない。お二方のご宿泊先であり、皇室御用達としてもつとに知られる「城山ホテル鹿児島」では、
「フロントのある4階の通路には数メートルおきに私服警官が立っていて、エレベーターに乗り降りする時には『どちらまで?』と尋ねられました」
とは、同ホテルの宿泊者。
「30日には朝食会場も変更され、8時過ぎと11時前のそれぞれ20分間は、『警備のためチェックアウトができない』『フロントエレベーターも利用できない』とのメッセージが部屋に入っていた。その時間帯はフロントに近づけませんでした」
特別な警備を好まれない秋篠宮殿下
前述の通り、皇位継承順位1位と2位のお二方がご一緒ともなれば、かような態勢も致し方なかろう。が、
「当の秋篠宮殿下が望まれているのかといえば、決してそうではありません」
そう明かすのは、ご一家の事情を知る関係者である。
「殿下はかねて“特別な警備”を好まれないご姿勢を示してこられました。例えば、これまで天皇家や東宮家の一般道でのご移動では信号をすべて青信号にする操作がなされてきましたが、こうした措置をよしとされず、また皇嗣となられて初めての外国ご訪問に際しては『警備によって市民生活に不都合が起こることは避けたい』と述べられ、政府専用機ではなく民間機で渡航されています」
が、そのお考えは現在の実情には見合わないという。
「厳重な警備は、国民との距離の近さを望まれる殿下には不本意でしょうが、現に秋篠宮家を巡っては、2019年4月に悠仁さまの中学校の机に刃物が置かれ、また昨年6月にはご一家を批判するような手紙とともに、宮内庁にレターパックで包丁が送りつけられる事件も起きています」(同)
今回は状況に即した警備だったといえようが、その一方で国民との距離は広がりかねないのだ。
悠仁さまのご成長に懸念が
さて、そんな中で懸念されるのは、悠仁さまのご成長に他ならない。
「7月19日、宮邸にパラグアイからの来日客を招いて懇談なさった際には、秋篠宮ご夫妻や佳子さまの笑顔とは対照的に、悠仁さまの“無表情”が際立っていたとも報じられました」
とは、さる宮内庁関係者。
「このたびの鹿児島もしかり、ご公務と向き合われるお気持ちに乱れが生じているのだとすれば、それは取りも直さず、ご一家で長年続く“騒動”に端を発していると言うほかありません」
将来を見据えながら成長なさるべき大切な時期だというのに、
「悠仁さまは小室さんの問題に直面され、ようやく鎮静化したと思ったら今度は佳子さまの“別居問題”が尾を引いている。ご両親やお姉さま方が世間の批判を浴び続けているという現実は十分に理解なさっているとはいえ、数年にわたって続いているのですから、ご心中はいかばかりかと拝察いたします」(同)
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