【仮装大賞】2年前、「今回で私、この番組終わり」と言った欽ちゃん なぜ復活することになったのか

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

「終わり」発言の意味

「コロナ禍のため、前回(21年放送)は初の無観客で収録され、その後は実施されませんでした。欽ちゃんもほとんどテレビに出演することがなくなり、一部では『テレビを引退した』とまで噂されていました。それでも日テレとしては欽ちゃんにオファーを続けていましたが、首を縦に振ることはありませんでした」

 前回大会での「今回で私、この番組終わり」発言のせいだろうか。

「その発言については、22年1月放送のラジオ『欽ちゃんとオードリー若林のキンワカ60分』(ニッポン放送)で、欽ちゃんが『とっさにコロナに危険を感じたんだ。仮装も。本番やってたら100人ぐらいいたんだよ。こんなに密で仕事すんの、この密はなんなんだっていうのでね』とコロナが原因だったと明かしました。さらに『俺のね、珍しい初の失態だと思って』とまで言っていました」

 それでも番組復活を認めなかったのはなぜか。

「21年11月に自宅の階段で転倒し、入院生活を余儀なくされたからです。このケガが予想外に長引いたのと、22年8月には欽ちゃん自身がコロナに罹ってしまったことも大きい。このためテレビ出演を拒んできたのです」

 それがなぜ、復活できたのだろう。

「欽ちゃんが出場者である“素人さん”のコロナ感染を何よりも恐れていたのは間違いありません。日本全国から参加者が集まるのが番組の特徴ですから、もし会場で誰かが感染し、それが各地で広がることになったら、番組に傷をつけてしまうわけです。コロナ禍で無理をしても仕方がない。コロナが落ち着いたタイミングで番組を復活させるのが最善だと考えていたのだと思います」

 欽ちゃんにとって「仮装大賞」は特別な番組だという。

次ページ:第100回大会には

前へ 1 2 3 次へ

[2/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。