大女優・吉永小百合がバラエティ番組ロケに初挑戦 まさかの背景に特別な事情が

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「お母さん」「息子」

 女優の吉永小百合(78)が、二宮和也(40)がMCを務める日本テレビ系のバラエティ番組「ニノさん」のゴールデン帯スペシャル「ニノさんとあそぼ」(8月7日午後8時放送)にスペシャルゲストとして出演することが発表された。

 吉永と二宮は、「第39回日本アカデミー賞」で二宮が最優秀主演男優賞を受賞した映画「母と暮せば」(2015年)で共演して以来で、お互いに「お母さん」「息子」と呼び合う、深い絆を持つ関係性であることが知られている。各メディアの記事によると、二人は正月に一緒に食事をしたり、自宅に誕生日プレゼントを届けたりする仲だとか。そのリアルな親子のような間柄もあり、今回、吉永の出演が実現したようだ。

 吉永のバラエティのロケは今回が初めてだというが、リクエストは「隅田川で屋形船に乗って遊びたい!」。屋形船に乗って二宮と映画や演技について熱く語り合ったり、同番組恒例企画のミニゲームに挑んだりするという。

「吉永さんは9月1日に主演映画『こんにちは、母さん』の公開を控えています。その宣伝絡みでしょうが、まさかここに来てバラエティ、それもロケに出演するとは思いませんでした。公開前に自らPRにひと役買ったのでしょう。とはいえ、吉永さんを古くから知る関係者からすれば、映画スターの彼女が、バラエティロケのオファーを受けるなんて、とても想像できないことだと思います」(テレビ局スタッフ)

 吉永にとって二宮は、特別な存在なのだという。

「かつての取材で、“二宮さんとは初めて会ったその日から、もしかしたら本当に自分の息子なんじゃないかと思うくらい”と話したこともありました。二宮さんの母親役を演じるにあたり、二宮さんの小さいころの写真を見て、そこから役作りをしたそうです。そこまやるのは、まず聞いたことがありません。吉永さんは『二ノさん』のレギュラー放送も欠かさずチェックしていたようで、待望のゲスト出演になったと思います」(スポーツ紙記者))

 山田洋次監督(91)による同作は「母べえ」、「母と暮せば」に次ぐ“母3部作”の3作品目。同名の戯曲を映画化した東京の下町が舞台の人情ドラマだ。

「小百合さんにとって映画123作品目で、共演は大泉洋さん。しかし正直なところ、取り立てて話題になりそうなポイントはありません。小百合さんもそのあたりを気にしてか、今作ではショートカットにイメチェン。製作発表会見ではそのことばかりが話題になっていました」(映画担当記者)

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