一瞬でガレキになった歴史都市…トルコ大地震から半年、被災地を「食べ歩く」
5万人以上の犠牲者を出したトルコ・シリア大地震から、8月6日で半年。当初、日本のメディアも被害を大々的に伝えた現地・トルコ南東部は今、どうなっているのか。中東の社会・文化をSNSなどを通じて発信している中東コラムニストのカフェバグダッド氏が、独自の目線で被災地を歩いた。
スパイスがたっぷりとまぶされたぶつ切りの羊肉が串刺しにされている。炭が赤々と燃える大型コンロでじゃんじゃん焼かれていく。もうもうと煙を吐き出し、香ばしい匂いを周囲にふりまいている。...