「切断した首を“獲物を誰にも渡さない”とばかりに大事に」 札幌・首切り殺人事件と酒鬼薔薇事件の共通点とは

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辞めていった従業員も

「遺体を最初に発見した従業員は、あまりの衝撃で固まってしまったそうです」

 そう振り返るのは、事件現場となったススキノのラブホテル関係者。

「チェックアウトの時間を大幅に過ぎても応答がなく、残っていたのが男性のお客さんだったということで、結果的に第一発見者となってしまった男性従業員が確認しに行ったそうです。以来、同僚と話す場面でもワンテンポ遅れて返答するなど、明らかに心ここにあらず、といった感じで……。現在、現場となった部屋のあるフロアにエレベーターは止まらないようになってはいますが、なんとか営業再開しました。とはいえ、職場であれだけのことがあったわけですので、辞めていった従業員もいます」

 瑠奈容疑者を知る飲食店店長が事件前に経験していた“恐怖体験”については、後編を読む。

週刊新潮 2023年8月10日号掲載

特集「札幌『頭部切断殺人』生首をもてあそぶ『女酒鬼薔薇』!? 人形フェチ『瑠奈容疑者』の“遺体崇拝”」より

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