アラン・ドロンの内縁妻か、ただの同居人なのか…告訴された日本人女性「ヒロミ」はドロンの息子たちと全面戦争へ
ヒロミが告訴
「実はヒロミが告訴された日、彼女はドロン邸から追い出され、現在はパリ郊外のシュレンヌに暮らしているのですが、この自宅が26日、警察から家宅捜索され、彼女は6時間にわたる任意の取り調べを受けました。もちろん容疑については全面否認で、拘留されることもありませんでした。子供たちの弁護士は『状況は予想していたよりも悪い』とル・パリジャン紙に答えています」
そして、今度はヒロミが反撃に出る。
「28日になると、今度はヒロミがドロンの子供たちを告訴しました。5日にドロン邸を追い出された際、彼女は警備員からの暴力を受けケガをしたと主張しています。その暴力は子供たちが先導した集団暴力だったと。さらに、彼女の財産のほとんどがドロン邸に残っているそうで、それらを返還しないのは窃盗罪であり、ドロンに対するモラハラや暴力行為といった告発は誣告罪(ぶこくざい)に当たるという主張です」
今後はどうなるのだろう。
「予審には最低でも1年はかかりますから、かなり時間がかかると思います。メディアは一生懸命報じてはいるものの、パリ市民はどちらかというと無関心な人が多いですね。結局のところはドロンを巡る財産争いということになるのでしょう」
財産を巡るお家騒動は何処も同じか。
「ヒロミが反撃する気持ちもわからないではないのですが、ちょっとやり過ぎのようにも感じます。『私はあのドロンに愛されている』という思いが強いのでは。いずれにせよ、ドロンには晩節を汚してもらいたくはないですね」