Twitterが「X」になって大混乱! 「ツイ廃」「バカッター」「パクツイ」…Twitterの関連用語は滅びるのか?

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「X」は死語になるのか!?

 日本以上に、アメリカでもドタバタが続いている。旧Twitterの本社のビルが改修され、屋上にでかでかと「X」の看板が掲げられた。しかし、その看板の光が目障りだということでクレームが相次ぎ、数日間で撤去が決まってしまった。イーロン・マスク氏がCEOに就任した際は期待する声も少なくなかったのだが、完全に迷走してしまっている感がある。

 果たして、Xは定着するのだろうか。ホリエモンが言うように、話題作りには成功しただろう。しかし、ファン離れを起こしかねないか気がかりである。定着していたネーミングを捨てることは企業にとっても冒険なのだ。

 今のままでは看板が撤去されたように、ネーミングも数ヶ月後に撤回してTwitterに戻す、ということも起きかねないだろう。もしくはまったく別の名称になる可能性だってある。イーロン・マスク氏の脳内は誰にも予測できない。命名失敗の事例として後世に語り継がれる事態にならないよう、Twitter…じゃなかった、Xの明るい未来を祈りたい。

山内貴範(やまうち・たかのり)
1985年、秋田県出身。「サライ」「ムー」など幅広い媒体で、建築、歴史、地方創生、科学技術などの取材・編集を行う。大学在学中に手掛けた秋田県羽後町のJAうご「美少女イラストあきたこまち」などの町おこし企画が大ヒットし、NHK「クローズアップ現代」ほか様々な番組で紹介された。商品開発やイベントの企画も多数手がけている。

デイリー新潮編集部

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