司忍組長が田岡3代目を墓参 「親分、爪が長すぎでは?」「跡目は誰が良い?」3代目と担当警部との生々しいやり取りを収めた書籍のハイライト
非売品の秘本
7月23日、3代目山口組の田岡一雄組長の命日にあたって、6代目山口組の司忍組長が兵庫県神戸市内の霊園を訪れた。約8年に及ぶ山口組分裂抗争への終止符を打つことを墓前で誓ったのだろうか。その田岡3代目を巡って、実は関係者の間で知る人ぞ知る入手困難本がかねて話題になってきた。一体どういう本なのか。
注目の書籍のタイトルは、『やらねば勝たねば』。非売品なので一般に購入することはできない。著者は読売新聞神戸支局長などを務めた河野一成氏で、兵庫県警捜査4課の坪田卓朗警部が暴力団担当として体験したことを聞き取ってまとめたものだ。...