ゲームセット寸前で「絶対的守護神」が退場も…「あと1人」「あと1球」で起きた“衝撃的プレー”
逆転満塁サヨナラ本塁打
6月17日の阪神VSソフトバンクで、阪神ファンから「あと1球」コールが起きた直後、岩崎優が中村晃に逆転アーチを浴び、ガッカリしたファンから「もう(コールを)やめない?」の声も出た。たとえ9回2死であっても、「ゲームセット!」の声を聞くまで野球は何が起きるかわからない。過去にも「あと1人」「あと1球」からまさかのどんでん返しが起きた例は少なくない。【久保田龍雄/ライター】
まずは冒頭でもふれた阪神の26年前の「まさか」から紹介する。
1997年9月11日の広島戦、この日まで0勝6敗の阪神の先発・舩木聖士は7回2死まで2失点に抑え、4対2とリードして降板。...