昭恵夫人の心情に変化が…? 安倍元総理が凶弾に倒れてから1年、地元・山口の「偲ぶ会」で見せた表情
昭恵さんが語った安倍元総理のエピソード
思えば昨年9月の国葬の時も、同じく10月に営まれた県民葬の時も、野田佳彦元総理(66)による追悼演説を国会議場内で遺影を抱えて聞き入った時も、安倍元総理との「お別れの節目」では、昭恵さんの目にはいつも涙が浮かんでいた。
しかしこの日の昭恵さんは、1年という時を経て、すこし心の整理が進んだのだろうか、時折、笑顔も見せていた。
昭恵さんは、偲ぶ会で「主人は『至誠』という言葉を大切にしてきた」と語った。
「至誠」とは、「誠の心は必ずや、相手に通じる」の意で、孟子から引いた言葉である。
昨年4月、安倍元総理が書き残した最後の「墨書」でもあり、額装されたその書は山口・萩の松陰神社の宝物殿至誠館に展示されている。
安倍元総理に捧げた昭恵さんの「至誠」もまた故人に十分に届いているに違いない。