「あんな“危ない夜遊び”では恨みを買う」 札幌・首切り事件、被害者と関係を持った女性が激白

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「性欲が強い」

「今年の3月頃、いきなりピチピチパンツの女装姿でキメた彼(被害者男性)に声をかけられたの。てっきり女性に興味がない人なのかと思っていたので、驚きましたよ」

 そう明かすのは、札幌市内に住む女性(54)。

「初めて出会った場所は、ススキノでもバブル時代の雰囲気が色濃い老舗のディスコでした。そこで“2軒目はDJのいるクラブに行こう”と誘われ、3軒目にはしごした後でラブホテルに行った。事件現場となったラブホの前も一緒に歩いたんですが、週末で周辺のホテルが全部満室。それでLINEを交換して再会を誓い別れたんです」

 1週間後、再びディスコで落ち合ったそうだ。

「彼はちゃんと化粧をしてスカートをはいた姿で現れ、音楽に合わせて陽気に踊っていたんですけどね。はたから見ても股間が膨らんでいるのが分かるくらい興奮している様子で……。とても性欲が強いんだと思った。実際、この日は無事にラブホテルに入れたんですが、部屋に入った途端、いきなり抱かれてガンガン突かれて……。こちらのことは配慮してくれないというか、あまりに一方的だったので、もっと一緒にいようと言われたんですが失礼して、連絡を取らなくなりました」

 その後、彼からは何度も誘いを受けたが、その勢いに嫌悪感を抱き、無視を決め込んだという。

家庭内別居

 ススキノの飲食店関係者によると、

「被害者の彼は、ゆきずりの男女関係を求めていたようで、夜の店やクラブで会った女性に連絡先を聞いてまわってラブホテルに行く。そうして関係をもった女性が何人もいるとうわさになっていました。実際、彼は奥さんと家庭内別居の状態だと嘆いていてね。休みの度に土曜の夜は飲み明かして女性と一夜を過ごし、日曜夜に自宅へ帰る。そんな生活を繰り返していたので心配になりました」

 田村一家の自宅近くに住む住民は、逮捕後に思い出した印象的な光景があるとして、こう述べるのだ。

「昨年11月ごろのことでした。田村さんご夫妻が玄関先に並んで、夜空に浮かぶ月食を眺めていて、珍しいなと思ったんです。とても夫婦仲が悪そうには見えませんでしたけど……」

週刊新潮 2023年8月3日号掲載

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