グラドル歴14年にして「手ブラもしたことがない」 鈴木ふみ奈が語る“生存戦略”
初のDVD撮影で「赤ちゃんのパンツ?」
大学時代にグラビアデビューすると、グラビア映えするボディーを武器に、瞬く間に人気となった。特に当時Hカップ(現在はIカップ)の迫力バストは鈴木の大きな売りだったが、グラビアを始めるまで自分が胸が大きいことに気づいていなかったという。
「高校生の頃を振り返るとよく制服の胸元のボタンが取れていたりしましたが、当時は大きいと認識してなくて。高校は共学だったんですけど、男子は本当に少なくてそういう目で見られた感じもなかったです。性格も男勝りだったんで」
水着になることには抵抗感もあったという鈴木だが、雑誌のグラビアをこなす中で少しずつ慣れていった。だが、初のDVDの仕事で衝撃を受ける。
「普通のビキニは平気だったんですけど、初めてDVDを撮る時にフィッティングで渡された水着があまりに小さくてびっくりしたんです。男性は見たことないのでわからないと思うんですけど、着てない状況のものって小さく見えて...。『これ、赤ちゃんのパンツ?』というくらい小さくて、だまされたと思いました。帰り道もショックを引きずっていたんですけど、横の社長は『撮影、楽しみだね』って笑顔で話していて、もう半泣きでした」
水着になるイメージDVDは、雑誌のグラビアよりも布面積が小さなビキニを着ることが多い。まだグラビアを始めたばかりの鈴木が大きなショックを受けたのも仕方がないことだ。取材に立ち会った事務所の社長も「私の感覚がちょっと麻痺してましたね。最初に出会う水着じゃなかった」と頭をかいた。
イメージDVDではジャケットの出来栄え、特に露出度が売り上げに大きく関わってくる。まだ垢抜けなさもある顔と、小さめのビキニから大きくはみ出したバスト、そして見事なくびれ。鈴木のファーストDVD「ピュア・スマイル」のジャケットのインパクトは大きく、大きな評判となった。
「フィッティングの時には心配になったんですけど、DVDはAmazonで1位を取りましたし、そこからミスFLASHにつながったりと自分の仕事に大きな影響を与えました。だから間違ってなかったんだと思ってます。確かに女性の体は裸が一番綺麗で、面積の小さな水着が、自分の体のラインをより魅力的に見せてくれるものなんだと、あのDVDで気づくことができました」
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