「清か」「際やか」「匂やか」――「和語」をSNSで使って「ワンランク上の繊細表現」を目指そう
SNSのやり取りで、ちょっとした言葉の選択ミスで、思わぬトラブルを招いてしまったことはありませんか?
あくまで一般論ですが、「漢語」を使うと、意図がはっきり伝わりやすい一方で、ちょっと硬くて冷たい印象になりがちのようです。そこで、繊細なニュアンスを相手に伝えたいときは、語感が柔らかな「和語」を使うといいそうですが、いったい和語にはどんな言葉があるのでしょうか?
人気評論家の宮崎哲弥さんの著書『教養としての上級語彙』(新潮選書)から、一部を再編集してお届けします。...