「未成年者誘拐罪」の言葉も出た「福原愛」元夫の“告発”会見 「これでもうタレント活動は難しい」と業界関係者が話す理由

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タレント生命の危機

 一方の福原側も会見後、代理人弁護士名で声明文を発表。「(今回の審判結果は)あくまで一審の判決であり、事実関係について最終的な判断はされていません」として、会見が「子供への配慮を求めた台湾の裁判所の命令も無視」したものだと批判した。

 福原と江氏の間では現在、日本と台湾の裁判所でそれぞれ審理が行われているが、「命令無視」とは今年3月、台湾の裁判官が審理中の係争事案の内容を公にしないよう求めたことを指す。さらに「(福原は)このような形で子どもたちが晒しものになっていくことに大変に胸を痛めております」と訴えた。

 会見を見た民放キー局関係者はこう話す。

「福原さん側は否定しているものの、未成年者誘拐などという物騒な疑いが生じている時点で、テレビで使うのは当分ムリだろう。そもそも離婚原因となったA氏との不倫にしても“略奪”や“W不倫”などと報じられただけでなく、昨年にはA氏の前妻が福原に対して計1100万円の慰謝料を求め提訴する騒動まで持ち上がった。真偽とは関係なく、今回の会見が“ダメ押し”となって、福原さんのイメージは回復不能なほど傷ついた。業界内では“タレント生命の危機に瀕している”との見方が強まっている」

代表会社の社名を変更

 現在、福原は卓球の国際大会を運営するWTT(ワールドテーブルテニス)日本法人のGMを務めるほか、母校・青森山田高校の系列に当たる青森大学の客員准教授にも就任。今年6月に初講義を終えるなど、芸能活動以外の分野で精力的に動き始めた矢先だった。

 また自身が代表取締役を務め、アスリートのマネジメントやスポーツイベントの企画などを行う「omusubi」も「昨年12月に『J Plus』に商号変更して、心機一転の再出発を図ったばかり」(芸能記者)だったという。

 今回の会見には台湾メディアも姿を見せ、現地での関心の高さを窺わせたが、「台湾では江氏に同情する声が圧倒的」(現地メディア関係者)とされる。

 江氏が会見の終盤、福原に向かって「裁判所の判断に従って平和的で安全な形で子供を返してほしい」と涙ながらに訴えると、福原側も江氏に「大人な態度で家庭問題に向き合っていただきたい」と応戦するなど、両者の主張は平行線をたどったままだ。

 司法の場を飛び越え、“公開舌戦”に発展した「海峡を越えた親権問題」。激しさを増すほど、“愛ちゃん”が四面楚歌に陥っていく――との声は絶えない。

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