注目度高まる「TOBE」 芸能界は「後ろ盾探し」で、見えてきた滝沢秀明社長の戦略
このままではテレビに出られない
滝沢氏と飯島氏は関係が良好で、この2人がタッグを組んだらインパクトがあるものの、2人が連携する動きも現時点ではない。
このままではTOBEの10人がテレビに出るのは難しい。性加害問題後もジャニーズ事務所とテレビ局の関係はほとんど変わっていないからだ。
例えば「嵐」の相葉雅紀(40)がメインを務めるフジテレビのバラエティ「VS魂グラデーション」は9月末で終わるが、10月からの新番組も相葉がメイン。相葉は同月からテレビ朝日の新連続ドラマ「今日からヒットマン」(金曜午後11時15分)にも主演する。
制作会社関係者らによると、11年続いたフジ「TOKIOカケル」(水曜午後11時)が9月末に終わる予定であるものの、これも性加害問題とは無関係。1年ほど前から織り込み済みのことだったという。
年明け1月からはKAT-TUNの亀梨和也(37)が小芝風花(26)の主演連続ドラマ「大奥」(フジ)に出演する。それどころではない。芸能プロ関係者によると、「来年は今年よりジャニーズ勢の出演ドラマが多いくらい」なのだそうだ。
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