「莫逆の友」は、〈バクギャク〉なのか〈バクゲキ〉なのか――有名評論家が教える「ワンランク上の読み方」

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「ちょっと上級レベルの言葉を使ってみたい」「でも使い方を間違えたら恥ずかしい」……そんなジレンマを感じたことはありませんか?

 たとえば、仲の良い友だちのなかでも、とりわけ親密な友人のことを意味する「莫逆の友」。「バクギャク」と「バクゲキ」の2通りの読み方があるようだが、もともとはどちらが“正しい読み方”だったのだろうか。
 
 人気評論家の宮崎哲弥さんの著書『教養としての上級語彙』(新潮選書)から、一部を再編集してお届けする。...

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