「若手有望記者3人が同時退職」「Colabo支援者の抗議で記事取り消し」 朝日新聞で何が起きているのか
「あんまり抗議が多いと無視するわけにはいかない」
河合市議本人が振り返る。
「確かに、記事でColaboのことやフェミニズムについて扱っているなら、僕とColaboのケンカのことも入れるべきでしょう。しかしそれとは何の関係もない、僕の半生を紹介する記事でColaboから何を言われようと関係ない。だから“無視でええんちゃいますの?”と言ったんですが、記者は“あんまり抗議が多いと無視するわけにはいかない”と……」
批判が殺到した後、朝日は記事に〈おことわり〉を追加し、Cоlaboの問題に触れなかったことは〈不適切〉だったと釈明。が、それが火に油を注ぐことになり、さらなる炎上を招く。そして最終的に記事を取り消すに至ったのだ。
誤報でもないのに、あっさり記事を取り消すというのは、報道機関としていかがなものか。
7月27日発売の「週刊新潮」では、かつて朝日新聞を支えていた複数のOB記者の嘆きを交えて、同紙の窮状を詳しく報じる。