「若手有望記者3人が同時退職」「Colabo支援者の抗議で記事取り消し」 朝日新聞で何が起きているのか
「高圧的な言動があったのではないかと…」
かつての自称「クオリティー・ペーパー」朝日新聞が断末魔にあえいでいる。今年1月のABC調査によれば、かつて840万部を誇った朝刊発行部数は、今や380万部まで落ち込んでいる。部数減は全国紙全体の問題とはいえ、読売が653万部で踏みとどまっていることを考えると、朝日の凋落ぶりは明白である。そして最近、その惨状を象徴するような“事件”が相次いで起きていた。
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まずは「若手有望記者の同時退職」である。
「この8月までに退職するのは、いずれも30代前半の男性記者3人です。...