一家全員逮捕!「札幌・首切り殺人事件」 “キーパーソン”に浮上した父親が専門誌に記した「医学的に“正しい”との信念を一旦手放すとき……」
「感情のコントロール法」
現在の捜査状況について、地元メディア関係者がこう話す。
「24日に道警捜査本部が田村容疑者らの自宅に家宅捜索を行った際、人間の頭部を発見しており、現在、被害男性であるかの鑑定を進めています。3人の認否は明らかにされていませんが、修容疑者に関しては娘と一緒に凶器を購入するなど、犯行の初期段階から“共謀していた”との見立てです。父親の周辺を取材すると“温厚で穏やかな印象の人”との声が多く、逮捕に皆が驚いている様子でした」
修容疑者は、ときに医師が患者に対して持つ苛立ちや嫌悪感など「陰性感情」への克服法について、前述の専門誌にこう記していた。
〈自身の怒りの感情への対処は大事です。瞬間的な怒りの感情は6秒程度でピークアウトします。深呼吸する、カウントダウンするなどの30秒程度のルーティンを決めておきましょう〉
現時点で一家にかけられた容疑は死体損壊、死体領得、死体遺棄にとどまるが、いずれも医師の行動とはまったく相容れないのは言うまでもない。