暴力団と対峙した2人のエリート警察官僚がまさかの宮内庁幹部に…彼らが抱える意外な悩みは

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全国唯一の危険団体と対峙した人物

「ご本人たちも、まさかここまで畑違いの仕事を任されることになるとは、思ってもみなかったのでは」

 現職警察幹部が指摘するのは、皇室の御意見番・宮内庁御用掛を務める吉田尚正・元警視総監と、皇室施設の全権を担う宮内庁管理部長の野村護・前大阪府警本部長のことである。

 というのも、この2人、全国で唯一の特定危険指定暴力団「工藤會」(福岡県)と最前線で対峙し、頂上作戦を指揮した経歴を持つからだ。

「堅気には迷惑をかけないという任侠道から外れた、ただの暴力集団。...

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