「秋篠宮家はなかなか難しい職場」との評価も 最側近が「別居問題」でぐらつく中、聞こえてきた声

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ハラを括ったうえでの本音の吐露

「不満が全くないとは言い切れませんけれど、それが嫌なら今のポジションにいないはず。国や国民に貢献したいという思いがなければなかなか務まらないでしょう。ただ、秋篠宮家に関しては関係する職員や担務が多く、ご一家への対応の幅も当然広いため、人間関係も含めてなかなか難しい職場とされているのも事実で、宮家への忠誠心が大きいからといって仕事がうまく回るというわけではないのは間違いありません」(同)

 今回の発表については先述のように、「世論というか世の中からの要望」を受けてのものと解説があった。

「今回発表された事実が伏せられた経緯はよくわからないのですが、加地氏が“節目節目で必要な説明をしてきた”と内情を明かして長官に反論する形になったのは、近いうちに退任することを決めているからではないかと言われています」(同)

 ハラを括ったうえでの本音の吐露だったようで、実際に後任に名があがっている人物がいる。宮内庁御用掛の吉田尚正氏だ。

秋篠宮家のアドバイザー

「西村長官と同じ警視総監経験者。福岡県警本部長時代には工藤會の壊滅作戦に関わりました。昨年に宮内庁御用掛に就任し、秋篠宮家のアドバイザー的な立場として活動しています。」(同)

 この記者いわく「なかなか難しい職場」だけに、なり手がそう多いわけではないが、吉田氏の覚悟は決まっているようだ。

「御用掛を引き受ける時から、近い将来、皇嗣職大夫に就任することを前提にしていたとも見られていました。民間企業でも顧問として頼りにされているようですが、本人としては国での仕事の方が肌に合っているとのこと。ご一家とは良好な関係を築いているようですが、秋篠宮家は言うまでもなくあらゆる方向から注目されており、最側近の立場になってから山積する問題をうまくさばいて行けるか否かは未知数でしょう」(同)

 今度こそ盤石の構えで秋篠宮家を支えることが期待されている。

デイリー新潮編集部

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