ジャニーズ頼みから脱却 今やドラマ・映画界には欠かせなくなった2つの芸能事務所

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なぜ2強となったのか

 ドラマ・映画界にとって、もはや両社の所属タレントは欠かせない存在になったが、そうなるにはやはり理由があった。

「少し前まで男性タレントといえば、ジャニーズ事務所がメインでした。とはいえ、安定して視聴率を取れるのは、現在の所属タレントでは木村拓哉ぐらいになってしまいました。研音もトップコートも、『基本は主役』というジャニーズと違い、『脇役でもいいので……』と、役者陣を地道に売り込んで来ました。そのおかげもあってか、いつの間にか、多くの役者が成長して、ジャニーズタレントを上回るビジュアル・演技力を持った複数のタレントを抱えるようになり、ドラマ・映画界での需要がどんどん高まったのです」(芸能記者)

 その急先鋒が、元ジャニーズで「ビーチ・ボーイズ」(97年、フジ)で主演を務め、竹野内とともにブレークした反町隆史だったという。

「現在、ジャニーズの創業者である、故ジャニー喜多川氏の性加害問題でドラマ・映画界の“ジャニーズ離れ”が加速しそうで、ますます両事務所に所属する俳優の需要が高まりそうです」(同)

デイリー新潮編集部

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