宮迫博之のポジションにおさまった我が家「坪倉由幸」 メンバーの「今後、谷田部はどうなる?」の声も
お笑いトリオ・我が家の坪倉由幸(45)の演技力が高く評価されている。最近は完全に俳優にシフトチェンジしており、お笑いの仕事は開店休業状態だ。テレビ局のスタッフからは、「メンバーの谷田部俊(45)が可哀想」という声が上がるほどだ。
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俳優もこなす芸人のパイオニアといえばビートたけし(76)だろう。1983年に放送された「昭和四十六年 大久保清の犯罪」(TBS)では、実在の凶悪犯をシリアスに演じたギャップが大きな話題となった。
以来、数多の芸人が俳優業に挑戦した。ネプチューンの原田泰造(53)、アンジャッシュの児嶋一哉(50)、ドランクドラゴンの塚地武雅(51)などは、いまやドラマに出演していても何の違和感もないほどだ。あの宮迫博之(53)も演技派と呼ばれていた時期があった。民放プロデューサーは言う。
「宮迫は映画や舞台で主演をこなすほどでしたが、ヤミ営業問題の涙の記者会見が芝居臭いと言われていましたね。現在、演技力のある芸人といえば、東京03の角田晃広(49)、ハナコの岡部大(34)……そして坪倉こそが、宮迫のポジションに収まったといえるかもしれません」
角田は現在、大河「どうする家康」(NHK)に出演中だし、20年には「半沢直樹」(TBS)にも出演。21年の「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ/関西テレビ制作)では松たか子の元夫の1人を好演し話題になった。
岡部は20年の朝ドラ「エール」(NHK)を皮切りに、22年には「私の家政夫ナギサさん」(TBS)や日曜劇場「アトムの童」(同前)といった話題作、さらに「しろめし修行僧」(テレビ東京)では主演も果たし、現在は「どうする家康」に出演中だ。
昨年は出ていないクールがない
「坪倉も多くのドラマに出ています。昨年は『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』(日本テレビ)、大河『鎌倉殿の13人』(NHK)、『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS)、『六本木クラス』(テレビ朝日)、『ボーイフレンド降臨』(同前)と出演していないクールがなかったほどでした。今年の春ドラマも『ペンディングトレイン――8時23分、明日 君と』(TBS)に出演していました。彼と共演する役者に聞くと、受けの芝居が非常に上手いのでやりやすいそうです。役の大きさにこだわらないので、ドラマや舞台でスケジュールが埋まっているようです」
角田も岡部も、そして坪倉も、トリオ出身だ。
「いずれもネタはコントが中心なので、芝居に無理がないのでしょう。東京03はキングオブコントの2009年の王者で、ハナコは2018年の王者です」
我が家はキングオブコントの優勝はない。
「坪倉はもともと俳優志望でしたから、役者の仕事を楽しんでいるようです。その影響でトリオとしての活動もほぼなくなり、我が家は解散の危機状態と言う人さえいます」
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