「わらべ」倉沢淳美の長女・ケイナがデビュー 父はオーストラリア人で生まれはシドニー

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 累計100万枚を超える大ヒットを記録した、女性アイドルユニット「わらべ」のデビューシングル「めだかの兄妹」の発売から41年。メンバーの一人・倉沢淳美(56)の長女で、春から芸能活動を本格化させたケイナ(24)が注目を集めている。

「生まれはオーストラリアのシドニー。幼少期はゴールドコーストで過ごし、12歳の時に父の転勤でUAEのドバイに移りました」

 オーストラリア人の父を持つケイナは、母、兄、弟との5人家族。ご本人は日本語の他、英語とフランス語を操るトリリンガルだ。

「日本語を使うのは、敬語が要らない家族での食事とママとの会話の時くらい。そのせいか、いまでも敬語がちょっと苦手で。目上の方と話す際に、うっかりタメ口が出ちゃうことも」

「マルチな活動が優先かな」

 高校卒業後は、カナダのトロント大学に進学。環境科学と都市計画を専攻し、卒業の際には数少ない成績優秀者に選ばれた才媛だ。

「中高の頃から化学が好きで。いま、世界が直面している課題は地球規模でサステイナブルな環境を整えること。卒業後は、国連などの国際機関への就職を考えたこともありました」

 いまは特定の専門組織や団体に属さず、自身が学んできたことを自由に発信しようと考えているという。

「その一環が、日本の芸能界に身を置くことでした。持続可能な社会を実現するために、さまざまな国や個人が取り組みを進めています。私は以前からSNSを通じて、自分の意見や考えを発信しているんですが、今後はテレビやラジオ、ネットなどを通じて、より多くの人に私の存在を知ってほしい。それが世代を超えた、SDGsへの関心の高まりにつながればいいなと」

 運営するYouTubeチャンネル「KAYNA ケイナ」の登録者数は、およそ3万1千人。インスタグラムは13万人ほどと、活況を呈している。

「もっともっと、フォロワーの数を増やしたいんです。モデルや俳優という道もありますが、それよりいまはマルチな活動が優先かな。日本の文化や歴史にも興味があるので、将来的には報道や情報番組のコメンテーターにも挑戦してみたい」

 環境面では、早くも日本に一家言持っている。

「商品の過剰な包装が気になって。小さなビニール袋で個別包装されたお菓子が大きなビニール袋に詰めてある。プレゼント用になると、さらにラッピングされるでしょ。ちょっとやり過ぎじゃないかなぁ」

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