横尾忠則が今年に入って絵のサイズを大きくした理由 「僕の肉体がそれを求めた」
年齢と共に体力は落ちるので、描く絵のサイズも小さくなっていくのが自然ですが、今年になって絵が大きくなってきたのです。去年は年間100点ばかり描きましたが、その大半が100号。87歳の僕にとっては100号でもかなりの負荷がかかりますが、今年になって、さらにキャンバスのサイズを150号に拡大しました。150号は縦が181.8センチ、横が227.3センチで老齢の僕にとってはかなりの体力勝負です。
誰かに要求されて大きくしたわけではないのに、なぜそうしたのか、これといった理由(わけ)はありません。...